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2007年12月29日 (土)

雪のトリビア

サムイ季節である。東北・北海道の方では雪の年末年始になるのはないだろうか。

さて、雪と言えばその研究で有名なのが中谷宇吉郎博士である。石川県民なら誰もが知っている博士であるが、彼の名を冠した科学館が片山津温泉にある「中谷宇吉郎雪の科学館」である。展示がなかなか秀逸で、温泉に行くたびに訪れてしまう科学館だ。行くたびに新しい発見があるから面白い。

宇吉郎博士は科学者でもあったが文筆家でもあり、なかなか面白い随筆を書かれている。昔の科学者は今の科学者ほどあくせくしていなかったのだろうか。文章に絵画、写真となかなかマルチな才能を発揮する時間的余裕があったのであろう。

展示されている先生のコメントに「奨学金は必ず返すこと」という、少々耳にいたいものがあった。誠にその通りである。

Photo

さらにさてさて、この中谷宇吉郎博士の甥に当たるのが、中谷健太郎氏である。こちらの方は博士ほど石川県では知名度は高くないかもしれない。しかし、最近NHKのプロジェクトXで九州湯布院温泉の再生を取り扱った番組が放送されたこともあり、ご記憶されている人がいるかも。

プロジェクトX 挑戦者たち 第VIII期 湯布院 癒しの里の百年戦争

昭和30年代、所得倍増計画の波に乗り別府温泉が生興を極めている陰でひっそりと静まりかえっていた湯布院。国立公園の制度を作った人で知られる本田静六先生の「湯布院はドイツのバーデンを見習え」というお言葉に従い、昭和46年6月、本当にバーデンまで視察に行ってしまったのが、中谷健太郎氏である。そのとき、アーツア・グラデボン副市長から「街作りには100年単位の時間が必要」と言われ、覚悟を決めたんだそうである。

その後、昭和50年4月21日の大分中部地震、昭和末期のバブルによる地上げを乗り越え、現在の湯布院の街作りの中心にいたのが、亀の井別荘の主人、中谷健太郎さんである。

昭和46年から百年と言えば、西暦2071年である。湯布院はまだまだ街作りの途中と言うことで、今後の発展が期待されるわけである。

中谷宇吉郎博士と中谷健太郎氏は親戚。これってトリビアになり……ませんね。

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