« 神戸大学全学で遺伝子実験停止 | トップページ | ログアウトしよう »

2008年4月14日 (月)

情報処理教育センターのマニュアル

なぜか、本棚の奥の方から、浪速大学の情報処理教育センターの『利用の手引き』が出てきた(写真左)。誰が使っていたのだろうか。表紙の日付を観ると1992年4月とある。16年も前の資料だ。写真右側の冊子は、情報処理教育センターが組織的に発展したと思われる現在のサイバーメディアセンターが出している『利用の手引き』き。昨年、2007年に購入した。

Dscn5258_640_books

両者を比べてみよう。簡単のため、前者と後者を1992年、2007年と記述する。

1992年は値段の記述がないから、おそらく、利用者に無料で配布。2007年は本体価格700円(税別)。昨年度は教科書指定されていたので購入したが、昨年買ったテキストの中で一番役に立たなかった一冊。理工系の学生さんなら読むところもあるだろうが、薬学部の学生には全くもって不要であった。

中を読むと、1992年のシステムはNeXTとMacintosh。2007年はLinuxとWindows。ハードとソフトをごっちゃにしているかな。詳しく書けば、NeXTはハードもNeXTだったらしい。MacintoshのOSはなんだったんだろう。2007年はDELLのPCでLinuxとWindowsが動いている。

21世紀にNeXTで反応する人はいないだろうねぇ。前世紀最後のディケイドに、なぜこれが大学のシステムに選ばれたのか不思議だ。Windows NTやUNIXではだめだったのだろうか。選ばれたからにはそれなりの理由があるはずだ。

それはさておき。解説されている事柄。

アプリケーション、1992年のNeXTはEdit、VJE-Pen、DrawPlus、Wingz、Mathematica、SASなど。言語はC、C++(92年にあったんだ!)、Fortrun77、Pascal、Perl、AWKなど。Macintoshはマックライト、MS-Word、MS-Excel、ハイパーカードなど。

2007年のLinuxはEmacs、Mathematica、Maple、SAS、tgif、XMMS、Office Suiteなど。Windowsの方はMicrosoft Office XP Professional、Adobe Acrobat Readerなど。

ネット関係では、1992年はiMailとNewsBase。そうか、16年前にはWebという概念が無く、ネットニュースで情報をやりとりしていたのだ。2007年はMozilla MailとMozillaである。ネットニュースに関する記述は2007年の『利用の手引き』には無い。

1992年の初期パスワードは生年月日(驚愕)。2007年は意味不明な文字列が文書で通知される。

二冊をぱらぱらと眺めていると、隔世の感がある。最も大きく違うのは、今現在、浪速大学に学務情報システムのKOANと授業支援システムのWebCTが稼働していること。この二つの無い大学での講義受講など考えられないが、1992年の学生はどうしていたのだろう。

さて、いろいろと比較してきたけれど、今日の記述で本当に言いたかったことは、1992年版の表紙に書いてあるサインだ。この名前を認識いただけるだろうか。

Dscn5259_640_sign 

1992年の冊子自体はサイバーメディアセンターの倉庫に眠っているだろうが、サインがあるこのマニュアルは貴重な資料になりうるだろう。浪速大学の文書を集めている文書館設置準備室あたりから、お声がかからないだろうか。

もっとも、表紙に書いてある持ち主のサインが著しく価値を下げていると思われるが。

|

« 神戸大学全学で遺伝子実験停止 | トップページ | ログアウトしよう »

浪速大学紹介」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209119/40828456

この記事へのトラックバック一覧です: 情報処理教育センターのマニュアル:

« 神戸大学全学で遺伝子実験停止 | トップページ | ログアウトしよう »