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2008年6月11日 (水)

Albion

Albionという単語を辞書で引くと = England と書いてあります。イギリスを意味する古い単語です。イギリスをこう呼んだのはローマ時代のシーザー。

紀元前1世紀の話ですが、ガリア、今で言うフランスを征服したシーザーはその足でイギリスに船を進めます。ドーバー海峡を渡り、イギリスの海岸線に着いた彼は、崖一面にチョークを見ます。チョークというと黒板に白い文字を書くスティックですが、ここで言うチョークとは炭酸カルシウムのこと。島の斜面は堆積したそれで真っ白だったのです。彼はイギリスのことを Albion アルビオンと呼びました。

Alb っていうのはラテン語で白を意味します。写真を貼る album は最初真っ白な状態です。ヨーロッパの the Alpsも雪をかぶって真っ白です。生化学者がよくお世話になる albumin という単語は、アルブミンというタンパク質分子を指すこともあれば、タンパク質全体を意味することもあります。この単語を日本語に翻訳した昔の日本人はラテン語の知識があったのでしょう。そうでなければ蛋白質という名訳にはなりません。

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