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2008年8月16日 (土)

プロの芋はうまい

昨日は我孫子のビアハウス、カンカンハウスで飲み。ヒューガルデンホワイト、エーデルを飲んだ後、ベルギーのパルム・ロイヤル。このベルギービールはちょっと濃いゴールド色のビールだった。

ツマミは、ポテトフライなどを。家でもジャガイモの素揚げはするのだが、カンカンハウスのポテトフライはそのはるか上を行っている。おいしい。同行のシュナッペリンも「負けた」と言っていた。カンカンハウスのおばさんにポテトフライのコツを習いたい。

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この夏24本目はジョン・フォード監督の「3人の名付け親」(Three Godfathers, 1948)。ゴッドファーザーというのは赤ちゃんの名前を考える人かと思っていたら、その人の名前をそのまま授けるとは、初めて知った。山田太郎さんがゴッドファーザーなら、ゴッドサンは鈴木太郎。この映画の場合は3人もゴッドファーザーがいるから、鈴木太郎次郎三郎だ。

今から60年も前の作品だが、かなり面白い。赤ちゃんを守るという、話に一本芯が通っているからだ。3人の逃亡者とそれを追う保安官という状況が後の映画で多数コピーされているのもうなづける。

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25本目はリチャード・ピアス監督の「軌跡を呼ぶ男」(LEAP OF TAITH, 1992)。ビデオのケースに“スティーブ・マーティンの”と枕詞が付いているけれど、誰この人?調べてみると、コメディの大御所。その昔観た「大災難P.T.A.」もこの人でしたか。思い出したよ。

スティーブ・マーティンが演じるのはペテン伝道師。ハイテクを駆使して奇跡を演出しつつ、貧乏人をだましてキリスト教信者から献金を巻き上げるインチキ宗教団の首領である。対するのは、それを真っ向から否定するリーアム・ニーソン演じる街の保安官。彼はペテンだとわかっているから、伝道師を許せない。

でもね、特に宗教を信じていない自分から言わせてもらうと、町中に居を構えまじめに伝道しているキリスト教をはじめとする、その他諸々の宗教も、パソコンやインカムやスモークにシンセサイザーを駆使したこの映画のペテン伝道集団も一緒なんです。その間はグラディエーションで繋がっていて、二つを明確に分けることはできない。

だって、どちらも信者に語りかけている内容は、「神を信じなさい、祈りなさい、献金しなさい、そうすれば安楽が得られます」ということだ。どちらも同じなのだ。

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26本目は谷口健二監督の「山椒大夫」(1954)。いやぁ、悲しい話だ。その昔、小学校高学年だか、中学校の時に安寿と厨子王の劇を演じた…もちろん自分は端役…事があったけれど、その時は山椒大夫の話を全部やったわけでは無さそうだ。だって、今回鑑賞した映画の通りの難しい脚本を小中学生が学芸会でできるはずもない。かなり、端折っていたはずだ。

その話を改めで全部見てみると、本当に悲惨な悲劇。こんな作品を本当に劇場で公開したのか?昭和29年に?とてもお客さんが入ったとは思えない。

古い作品だからという理由はあるだろうが、音声が非常に聞きにくいのが気になるDVDである。  

27本目はジョン・マクノートン監督の「恋に落ちたら…」(Mad Dog and Glory, 1993)。ロバート・デ・ニーロ、ユマ・サーマン、ビル・マーレーと大御所が出演しているにもかかわらず面白くないのは何でだろう。だいたいタイトルに「恋にXXX」と付く邦題の映画に面白い作品は少ない。例外は「恋におちたシェークスピア」ぐらい。恋におぼれて、恋に落ちて、恋にあせって、恋に走って、恋に焦がれて、恋に駆け寄って…。「恋のXXX」という邦題も同様だ。とにかく、今後“恋”で始まる映画の邦題は禁止である。

と、冗談はさておき、ユマ・サーマンの演技がイマイチである。元々彼女はモデル出身で、女優業からのスタートではないから無理もない。ビル・マーレーの渋さを出し切れていないのは、監督の演出力不足か。唯一、若いデ・ニーロだけが恋愛下手の警官をうまく演じていた。

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