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2008年8月16日 (土)

口パク、大いに結構

北京オリンピック開会式の口パク問題。Yahooのニュースだと

アッコが北京五輪開会式の口パクに「そんな必要ある?」(オリコン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080816-00000006-oric-ent
開会式「微笑みの天使」は口パク、容姿でふるいに非難続出(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000053-yom-int

あたり。口パク、大いに良いではないか。21世紀も7年過ぎたというのに、未だ演出のない素の番組など存在するのか?TVバラエティなんぞその最たるものだと思うのだが、そういった番組までもが口パクはだめという。「おまえが言うな」である。

容姿の優れた人と歌声の優れた人、二人が有名になれたのだから良い話ではないか。もし、どちらか一人だけが開会式に登場していたら一人しか有名になっていない。

「容姿でふるい落とされた少女がかわいそう」。そうかもしれない。なぜ、「歌声でふるい落とされた少女がかわいそう」という批判意見は出ないのか。容姿の美しさも歌声のすばらしさも、100m競争のような絶対的な基準があるわけではない。どちらも人の主観の総和による不明瞭な基準で判断されているのだ。

人間、どこかに取り柄があるものである。それを褒め称えればよいのに。歌のうまい人、容姿の美しい人。両者を取り立てたのだからオリンピック開会式を演出した人、グッジョブである。

最近の幼稚園、小学校の運動会の徒競走ではみんなが横一列に手を繋いでゴールするらしい。足の遅い園児・児童がかわいそうという理由である。はぁ?かわいそう?足の速さを誇示できなかった園児・児童の方がよっぽど惨めである。

「勉強ができないお友達のために、みんなで間違いましょう」。そんなテストは無いでしょう。徒競走だってそれと同じである。

容姿の美しい人、歌のうまい人、勉強のできる人、足の速い人。人それぞれの優れたところを認めあえる社会になると良いのだが。

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この夏28本目の映画はヒッチコック監督の「パラダイン婦人の恋」(The Paradine Case, 1947)。Caseとあるとおり、裁判物。弁護士を演じるグレゴリー・ペックの爽快な「異議あり!」を期待したのだが期待はずれ。痛快な逆転劇を期待した人は肩すかしを食う。裁判にハラハラするよりも、美人依頼人に惚れてしまう弁護士と、その様子を遠目で見ながらもけなげに裁判の行方を見守るその妻、二人の気持ちの変遷を観る映画である。残念ながら、それに気がついたのは最後の10分。そういう点から見直せば、より深い映画なのかもしれない。

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コメント

国家にぶちゃいく認定された女の子は可哀想ですね。有名になってないし。
最初公表されてなかったわけですし、国家に可愛い認定された女の子の歌声ってことになっていて、高額で映画出演など、おいしいとこ全部もっていってるし。

投稿: ふ | 2008年8月18日 (月) 02時07分

そうなのですか。有名になっていないのですか。それは残念です。中国側も報道管制などしかずに、最初から大々的に声はダブルですよと公表しておけばよいのに。

真実はいつか白日の下にさらされるわけですから、自分から公表するほうが良いのです。公表しないから、後ろめたいことがあると思われる。逆に言うと、自分の口から打ち明けられないようなことはするなと言うことですね。

投稿: シュナッペル | 2008年8月18日 (月) 19時13分

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