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2008年9月10日 (水)

単位の話

大学の卒業要件は取得した単位で決まる。この単位という単位の定義をご存じだろうか。1単位を取得するには45時間の学習が必要なのだ。もちろんそれに加えてレポートや定期試験などの条件をクリアする事は当然として。

この45時間の内訳はセメスター制だと
   (講義・演習1時間+予習・復習2時間)×15週=45時間
となっている。通常の講義、一コマ2単位と設定されている科目なら
   (講義・演習2時間+予習・復習4時間)×15週=90時間
である。半年、つまり1セメスターの授業期間は15週。一コマの授業時間は90分だが、なぜか2時間とカウントしている。

演習や実習、例えば数学演習、図学実習、外国語科目、健康・スポーツ科目は
   (講義・演習2時間+予習・復習1時間)×15週=45時間
で1単位だ。一コマ2時間換算だから、これらの科目は一コマが1単位と認定される。

実験科目、物理学実験だとか化学実験は予習復習の時間がない。
   (講義・演習3時間+予習・復習0時間)×15週=45時間
で1単位。実際には
   (講義・演習6時間+予習・復習0時間)×15週=90時間
で2単位認定されるから講義実習が週6時間。一コマ=2時間の規則により、3コマ連続して実験が行われる。

参考資料:平成19年度全学共通教育科目履修の手引き

さて、自分の昨年度前期のカリキュラムを見てみると

専門基礎
4

英語
1

ドイツ語
1

 

現代教養
4

英語
1

スポーツ
1

専門基礎
4

専門基礎
4

国際教養
4

専門基礎
4

専門基礎
4

基礎教養
4

その他
4

 

基礎教養
4

専門基礎
4

国際教養
4

 

情報活用
4

数字は自宅で学習すべき予習・復習の時間。合計では週56時間。月から金まで一日11.2時間である。どう考えても無理。毎日勉強しても、一日8時間。これもまた無理。

一コマ90分を2時間とカウントしたり、セメスターに15回講義がなかったり、自宅での学習が物理的に無理な設定だったりと、大学の1単位は大安売りなのである。

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コメント

確かに一コマ2時間のカウントは昔からそうですね。学生の時から不思議でした。

投稿: ま | 2008年9月11日 (木) 20時48分

コメントありがとうございます。

実験系の科目は家で実験できないからということで教室での講義・自習を一単位あたり45時間と設定していると思われるのですが、実験こそ家での予習やレポート作成が必要な科目です。

そのあたりの矛盾も謎ですよね。

投稿: シュナッペル | 2008年9月11日 (木) 22時48分

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