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2008年12月13日 (土)

非正規雇用

経済の急速な冷え込みで非正規雇用者の失職に関する問題がニュースにたびたび取り上げられている。それを読むたびに「非正規雇用」という単語に違和感を感じる。派遣労働者やアルバイトの人の問題だけれど、こういう人たちだって正式に書類を交わして労働しているわけである。それを「非正規」と表現するのは違うだろう。「非正規」というと海外から密航してきた人を働かせるとか、労働ビザのない人を雇うとか、未成年者を過酷な労働に駆り立てるといったイメージしか湧かない。

そもそも、派遣労働だとか契約期間を区切って雇用される労働者は、経営者側からみれば労働力のバッファーの機能を持っているわけである。今のような時期には最初に労働力の調整の犠牲になる。経済が急速に悪化したら真っ先に契約打ち切りになるのは労働者側からみても暗黙の了解だったのではないのか。雇用の再延長に関する契約書の文言がどうなっているのかわからないが、まっとうな会社がそのような部分で揚げ足を取られるようなことはしないだろう。おそらく、法に基づいて粛々とやっていると思う行為に「非正規」って付けるのはどうか。

期限が切れたら解雇されるのは大学の先生も同じ。研究者のキャリアパスはプロジェクトの研究員や大学の助教から始まる。前者は大抵、大先生が予算を取ってきて立ち上げる期間限定のプロジェクトだから雇用期間も限られている。後者とて昨今は任期付きのポストだ。パーマネントの助教ポストって今時あるのかな。どうでしょう、助教の皆さん。

研究のスタートラインに立って、数年の間にそれなりの業績を上げなければ次の就職先は無い。日々自分を高める努力をしなければ、人生が開けないわけである。

一般企業への就職も大学でのポストと同じ。解雇リストのできるだけ最後の方に名前を載せるために、資格を取るとか自分しかできないスキルを身につけるとか日々努力をしなければならない。それを怠ると今のような不況の時期に失職してしまうことになる。そうならないために人生死ぬまで勉強だなぁと思いつつも、今日も晩ご飯にはビールを飲んで怠けてしまう自分なのであった。

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