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2008年12月 8日 (月)

出題ビンゴ!

今日は生物科学IIの中間テストだったわけです。駐輪場に自転車を駐めるなり、自分の隣に駐めた女の子が「授業のレジュメってネットのパクリばっかりだったね」と。

えぇ?そうでしたか?一つ前の記事にも書いたとおり、自分は一カ所だけ文言同じところを見つけたが、他にもあったのか。担当教官も実験やそのほかのデスクワークで忙しく、レジュメを作るヒマがなかったんだよ。コピペでも良いじゃないか。

学生はヒマだから、コピペしちゃダメだけど。

おっと、それより何よりコピペと決まった訳じゃない。先生のレジュメの出来が良すぎて、コピーが流出しているのかもしれない。先生は写される方かもしれない。

memo

さて、テストの方、記述式の問題が三問。一問目は

遺伝子工学がない1960年代に(抗体も存在しない)、オワンクラゲからGFPを分離・精製・確認する方法について詳細に述べよ。

この日の記事に書いた内容を教官が読んでいるのではないかと疑いたくなるような出題である。遺伝子工学関連のテクニックを除いたら、講義で扱ったのはSDS-PAGEやカラムクロマトグラフィーだけだから、満点取れる解答を作るのは大変だぞ。“クラゲをホモゲナイズした後それをカラムクロマトグラフィーで分離する”なんていう解答は、自分が採点者なら10点だ(30点満点で)。

二問目は

タンパク質Aとタンパク質Bが細胞内で相互作用しているかどうか調べる方法を考えよ。

これはバッチシ。昨日、酵母の2ハイブリッド法について理解しておいた。それを意気揚々と書いたのだが、書き終わって問題文を良く読んでみると

タンパク質Aとタンパク質Bの抗体はある

と書いてあるではないか。問題良く読めよ自分。それなら、抗体にGFPとYFPをくっつけてFRETだ。ただし、タンパク質の大きさがでかすぎるとGFPとYFPが十分に接近できず、エネルギー移動効率が悪くなる。まぁ、そんなところは想定外。もしそうなら、抗体と色素蛋白の間にスペーサーを入れておけば接近できるようになるか?

FRETなら in vivo で相互作用が確認できるだろう。

三問目は、ノックアウトマウスの問題で(必ずしもマウスじゃないが)。

遺伝子Xは全身の臓器・細胞で発現しているけれど、血液細胞の発生分化に重要であると予想されている。証明する実験方法について、原理を含め述べよ。

これまた変化球である。担当教官は野球が趣味らしく、もしかしたら、ポジションはピッチャー?たとえば、しっぽの長さを決める遺伝子だとか、毛並みの色、成長度合いを決める遺伝子ならノックアウトマウスを作ってその変化を見る。しかし、遺伝子Xは血液に関連する遺伝子。ノックアウトしたらおそらく致死。

どうしたものかねぇ。

まぁ、6割は取れただろうからよしとしよう。

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