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2009年1月 5日 (月)

原著論文を読んでいる

火曜日二限は生命・情報科学特論。この講義は三つの演習から構成されていて、チーム医療のロールプレイング演習と計算機を使ったデータ処理演習は終了。前回からは原著論文の輪読演習にはいった。

要するに、研究室で毎週おこなわれているような論文紹介の練習である。手慣れた院生なら、晩ご飯を生協の食堂で食べた後に紹介する論文をPabMedあたりで探し出し、日付が変わる前までにサラサラと読んでオールナイトニッポンの第1部が終了する前までに発表用のスライドを作成し、一眠りした後、研究室の報告会で発表する、といった一連の作業である。これを、自分たちは4回の授業でやるのだ。

論文を初めて読む学部2回生の授業であるから、TAさんのバックアップも厚い。約80人が16人のグループに分けられる。各グループごとに論文のテーマが決まっていて発表もこのグループ内でおこなう。各グループには8人のTAさんが付くから、学生2人に対しTAさん一人。三人で一つの論文を読むのだ。

読む論文はそのTAさんが既に選んでくれている。論文紹介で何が一番大変かというと、紹介する論文の選択だ。研究室に配属されたら、指導教官から「これ紹介して」と論文を渡されることもあるが、自分で選ばなければならないこともある。論文の選択を誤ると、しょうもない発表になるから気が抜けない。難しい論文だと読んでいて頭が痛くなるし、簡単な論文だと、「何でそんな論文を持ってきた!」と、指導教官に怒られるからね。

その点、今回の演習は既に論文が決まっているので楽である。

で、年内最後の授業の時に、16人の学生内でどの論文を読むのか争奪戦がおこなわれた。自分たちのグループは“環境”がテーマである。自分はインフルエンザの論文に手を挙げたら、希望者は三人。じゃんけんで勝ち残って、その、インフルエンザの論文になった。これ。10.1007/s11262-007-0097-9。

論文のアブストをTAさんが日本語に訳してくれて、それを読んで選んだ。本当はアブストの日本語訳よりも論文本体を見て選びたいよね。個人的には、figureの多い論文の方が紹介するのもラクだから好き。ゲルの電気泳動写真の多い論文は嫌いである。

てなわけで、12月最後の授業で論文を渡されたので、年末年始の休みはそれを読んで過ごしていたのだ。明日の授業では、TAさんとクラスメイトと顔をつきあわせて論文の読み合わせである。

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