« 今日は大学休んだ | トップページ | 『007/慰めの報酬』の試写会に行ってきた »

2009年1月 9日 (金)

「史上最悪のウイルス」

SARSの話である。中国の深圳でハクビシンから人に感染した重症急性呼吸器症候群。香港、広州、河原、北京等々感染を拡大していった。香港は中国の特別行政区でSpecial Administrative Regionと記述されるが、SARSの略称はこれとは無関係である。

その発生から終焉までをレポートしたのがカール・タロウ・グリーンフェルド著「史上最悪のウイルス」。鳥インフルエンザ同様SARSも怖い感染症であるが、この本を読んで一番怖いと感じるのは中国政府の行動指針だ。体制のメンツのためならSARSの封じ込めなど二の次である。そして、死者数が限界点を越えると手のひらを返し、国家総動員、人権無視なりふり構わぬ政策で突き進む。まさに共産主義中国だ。

一見SARS禍をテーマにした本であるが、筆者の真の目的はこういった中国の真の恐ろしさを伝えるところにあるのだろう。

カール・タロウ・グリーンフェルド: 史上最悪のウイルス 上―そいつは、中国奥地から世界に広がる

カール・タロウ・グリーンフェルド: 史上最悪のウイルス 上―そいつは、中国奥地から世界に広がる

|

« 今日は大学休んだ | トップページ | 『007/慰めの報酬』の試写会に行ってきた »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209119/43682447

この記事へのトラックバック一覧です: 「史上最悪のウイルス」:

« 今日は大学休んだ | トップページ | 『007/慰めの報酬』の試写会に行ってきた »