« 意外に良くまとまっている医薬品集 | トップページ | 映画の感想『フォース・カインド』 »

2009年12月 8日 (火)

二十世紀最大級の発明品なのだが

午後は化学実験。クラスメイトが

あぁ、あれってああやって使うんだ

と言っている。その美人の視線の先では、先生が醤油チュルチュルで酢酸エチルを一斗缶から小瓶に分注している。さらにその先は、ドラフトがあるだけだ。

ということは、“あれ”って醤油チュルチュルのこと?

まぁ、確かに自分とクラスメイトの知識の差を実感することは多々ある。モンハンって言われてもさっぱりわからない。ポケモン・ハンティングの略ですか?ゲームの話には全くついて行けないし、最近のJ-POP事情もさっぱりわからない。

もうそういった認識のズレはしょうがないから放っておくのだが、醤油チュルチュルを知らないヒトがいるとはビックリ。マジビックリ。どれぐらいビックリしたかというと、普段クラスメイトのことはブログのネタにしないのだが、思わずブログに書いてしまうぐらいビックリ。

でもまぁ、それもしかたがないか。大手チェーンのスーパーに行っても醤油はペットッボトルに入ったものばかり。自分だって、一升瓶の醤油を家で見たのは小学生の時が最後だ。お店で見たのは金沢の大野地区にある醤油蔵の直売店が最後。

あのパフパフポンプで醤油を一升瓶から分注するヒトなどもう世の中にほとんどいないのだから、それを知らなくて当たり前だ。

醤油チュルチュルは灯油に使うんだよと言う人もいるが、それだって怪しい。自分が住んでいるところは古い町並みだから、まだ多くの家で石油ストーブが使われているのだろう。シーズンになると雪やコンコンのトラックが灯油を売りに来る。

しかし、新築の家やマンションは床暖房完備が多い。エアコンやガスストーブの使用で灯油を使う機会も減っている。さらに、学生向けのアパートでは火事を嫌う大家さんが石油ストーブの使用を禁じているところもある。

物心ついてから醤油チュルチュルの存在を知らずに成人したとしても全然不思議じゃない。

あの二十世紀第2の発明品が人々の記憶から失われていくのは悲しいことである。

|

« 意外に良くまとまっている医薬品集 | トップページ | 映画の感想『フォース・カインド』 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209119/46973760

この記事へのトラックバック一覧です: 二十世紀最大級の発明品なのだが:

« 意外に良くまとまっている医薬品集 | トップページ | 映画の感想『フォース・カインド』 »