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2010年10月18日 (月)

計量調剤

最近ブログがいけてないという苦情をいただきました。wobbly

二限は実務実習事前学習。今日のテーマは放射線医薬品について。ゲスト講師は昨年度後期に“放射化学”を講義してくださった教授。その1単位分の講義内容を90分に圧縮したのが本日の内容。自分は放射化学を受講したから話の内容も理解できたが、受講してなかったヒトにとっては今日の話を聞いただけでは不十分だなぁ。

午後は実務実習事前学習の講義と実習。計量調剤について。散剤または水剤を調合する。複数の薬剤を混合することもあるので、何と何を混ぜてはいけないか、混ぜるときに注意が必要なのか覚えておかなければならない。混合によって薬の成分が分解・変成することもあるし、その溶解度等に変化が生じることもある。

後半の実習では内用液剤の調整を行った。いわゆる飲み薬である。一度は病院でもらったことのある飲み薬。こんなの、大きな瓶から小瓶に移すだけじゃないのかと思っていたがそうではない。たとえば、処方される薬の一日量と水剤に含まれる薬の濃度から計算して一日あたり水剤が5 mLになるとする。これを毎食後、つまり一日三回とすると一回あたり1.66 mLだ。一般的な水薬の瓶はmLで目盛りが切ってあるから、これでは服用がひどく面倒になる。そこで水1 mLを加え、一回あたり2 mLで服用するようにする。

つまり、水で薄めで服用し易くする操作が水薬の計量調剤。もちろん、複数の水剤を混合することもある。

もう一つの操作が散剤の計量調剤。こちらは粉薬の混合。これがまた難しい。何が難しいのか。粉を電子天秤で量るのが難しい。研究室で行っている実験なら、だいたいの分量を量ればOK。0.7%のアガロースゲルを作るとき、0.70 gだろうが、0.72 gだろうが、0.65 gだろうが気にしない。この違いが実験においてどのような影響を与えるのか理解しているし、尚かつ、その影響がほとんど無視できると知っているから。

ところが、薬の場合はそうはいかない。人の命に関わることだから、きちんと0.70 gを量り取らないと。

というわけで、

リン酸コデイン散(1%)、50mg(成分量として)
1日3回          3日分

酸化マグネシウム散、0.5g
1日3回          3日分

という処方せんにもとづいて、リン酸コデイン散を15.0 g、酸化マグネシウム散を1.5 g量り取り、乳鉢で混合した。

今日は混合までで終了。混合した散剤はゴミ箱にポイ。使った器具をきれいにして終了。分包はまた別の日にやるのかな。

ゴミ箱に捨てたということは、その中の薬を回収して精製すればうわ何をするえsdrftgyふじこlp;@

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