ちょっとおかしなアメリカ
大国で豊で天才が多い国というイメージのアメリカだが、時として「底抜けにアホ?」と思わせてくれるのもアメリカ。
映画「トゥルー・ライズ」や「インディージョーンズ IV」の核爆発のシーンを見ると、「アメリカ人、完全にアホ」と思ってしまう。
今日のニュースもしかり。
読売新聞のサイトのスクリーンショットだが、カリホルニア州で大麻合法化を問う住民投票が実施される。その背景にあるのは「財源と雇用を生み出すマリファナ」というから驚き。
日本にも大麻合法化を主張する人をたまに見かける。そういう人たちは“大麻には習慣性がない”とか“WHOの報告でも安全が報告されている”などと言う。それならそういった事が報告されている文献を紹介して欲しい。それを読まないうちは信じないぞ。
大麻に関しては、精神依存が生じると少なくとも教科レベル(1)では記述されている。
1)New薬理学改訂第5版、田中千賀子、加藤隆一編、南江堂、2007、p375、
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コメント
多少精神依存性があったとしても、その程度が軽微であればわざわざ法で禁止し、違反者に処罰を与える必要はない、むしろ個人の自由裁量だろうということ。
精神依存をもたらすもの、アルコール、タバコ、パチンコ等のギャンブル、セックス、、、、、全部禁止して、公的資源を費やして取締をすべきなのか?
http://www.ukcia.org/research/developmentofrationalscale/DevelopmentOfARationalScale.pdf
http://www.tfy.drugsense.org/tfy/addictvn.htm
http://medicalmarijuana.procon.org/view.resource.php?resourceID=145
これぐらいの英文なんか楽勝でしょ?どうぞどうぞ。
投稿: | 2010年11月 4日 (木) 14時41分
情報ありがとうございます。
ランセットの総説を読みました。大麻はLSDやエクスタシー、メチルフェニデート、有機溶媒よりも依存性が強く、大麻はタバコやアンフェタミン、LSDよりも社会に与える害が大きいということですね。
やはり大麻を合法化すべきではないです。
この次は総説の他にも原著論文を紹介してしてください。よろしくお願いします。
投稿: シュナッペル | 2010年11月 4日 (木) 22時45分