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2011年1月26日 (水)

研究室の選び方:(5)薬学部ならではの研究を狙う?

3年生の研究室配属希望調査は第三回を迎えたようである。今年は第一回からの集計結果が並べて掲示されているから、研究室希望者数の推移がわかって面白い。

回を追うごとに減少しているグラフの棒がある。それは、

希望無し

さすがに第三回希望調査ではその数ゼロ。当たり前か。

毎年人気があるのは、薬理・薬効系の研究室。今年も大人気である。

薬理学といえば薬学部の看板科目。薬学部卒業生なら得意になっておきたい科目である。お医者さんや看護師さんに薬の作用機序を聞かれて答えられないようじゃ、薬学部卒業生として恥ずかしいよね。

と思っていた時期が自分にもあった。でもさぁ、薬理学を勉強するのは薬学部だけじゃないんだなぁ。生命科学図書館に行くと医学部の学生さんも『New薬理学』を開いていたりする。薬理学は薬学部生だけの売りじゃないのだ。

: NEW薬理学

NEW薬理学

じゃ、他に薬学部としての売りは無いのかというと、これがあるんです。

製剤学。医薬品を粉砕したり、粉の医薬品を顆粒にしたり、錠剤にしたり、それを糖衣でコーティングしたり、乾燥させたり、カプセルに充填したりする学問である。さすがに歯学部や医学部では製剤工学の講義はないだろう。

薬学部卒業生としてのセールスポイントを身につけるなら、これからは薬理学じゃなくて製剤学だ。

と思うんだが、研究室希望調査をみてみると製剤系の研究室は普通の人気である。これは内容云々よりも講義のコマ数か。薬理学や薬物治療学の講義は4年後期までに6コマ。対して製剤学系の講義は2コマ。講義数の差が人気の差の原因なのだろう。

薬学部でしか極められない製剤学、ねらい目である。

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