研究室の選び方:(6)楽な研究室を狙え!
浪速大学ともなれば、基本、どの研究室を選んでも間違いはないハズ。日本でトップクラスの大学に在籍し続ける教授陣であるから、研究レベルも文句なし。
自分の気になる研究テーマを判断材料にラボを選べばよいと思うよ。
研究テーマなんていうのは一過性のもの。大学4年生の時に学ぶのは研究のやり方だから、テーマ自体はそれほど重要じゃない。大学院に上がる時でも、博士課程に進む時でも研究テーマを変えることができるから、本当にやりたいことはその時に選べばよい。
と思っていた時期もあった。
でもね、大学4年の時にのめり込んだ研究テーマがその人の一生の研究テーマになる事もある。将来研究職に就こうと思っている人は、その辺りのことも頭の隅に置いてラボを選んだほうがよい。
複数の研究室で迷ったら?
楽な研究室を選びたまえ。
社会人になったら年次有給休暇がもらえる。これは、労働基準法にも規定されている労働者の権利。ところが、学生に有給休暇はない。
体調不良になれば休むことはできるが、健康なヒトは大学をサボることができない。毎日大学に行くのもシンドイですぞ。
自分はだらけた性格だから、厳しい研究室に配属されて鍛えてもらおう、と考えているあなた。そんな考えは今すぐ捨てたほうがよい。
自らを律して厳しい研究室ライフを送ることはいくらでも可能。しかし、力を抜きたい時にそれができるかどうか。厳し研究室だったら、息抜きすらできません。
悪いことは言いません。必要以上に厳しい研究室を選ぶのはちょっと待て。精神を病んで大学に来なくなり卒業できなくなった。そんなことになったら卒業研究、大学院入試どころではない。
皆さんの第一目標は大学卒業ですぞ。
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