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2011年3月28日 (月)

技術リスクコミュニケーション論

28日の日経新聞朝刊23面によると、飲料水についての放射性物質濃度に関する正式な規制値を策定して欲しいと東京都が要請したとのこと。

“暫定規制値を超えた水について国が「原則飲用を控えてほしい」としつつ「代替えできないときは飲用しても差し支えない」と説明しているのはわかりにくい”

ということらしい。

いや、十分わかりやすいと思う。たとえて言うなら、赤信号のときに横断歩道を渡る行為は交通ルール的にも安全の面からも控えるべきだが、彼女とのデートの待ち合わせに遅れそうな時には無理してでも渡るということだ。

こういうやり取りを読んでいると、リスクコミュニケーションが破綻していると感じる。それを飲用することでどの程度の不利益がどの程度の確率で生じるのか。その不利益を回避することはできるのか。飲まない事による不利益はどうなのか。肝心なところが伝わっていない。

伝える方も言葉足らずだし、聞き手の方も何を知ればよいのか理解していない。

専門家が一般の人に安全や安心、リスクについて語る時に何を考慮し何を伝えればよいのか。コミュニケーションデザインセンターが開講する技術リスクコミュニケーション論を受講すれば理解が深まるかと思われる。

関心のある方はKOANで授業コード360119を検索してみてください。

いかんせん、履修対象が研究科大学院生と社会人なんだよなぁ。講義日程的には土曜日集中なので、薬局実習とは微妙に重ならないのだが。

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