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2011年5月10日 (火)

確率で議論するやつは、信用するな

浜岡原発の全面停止要請の根拠が“今後30年間に東海地震の起こる確率は87%”というのだから開いた口がふさがらない。

86%でもなく88%でもなく87%と言うことは、1%単位までの正確さで予言しているということだ。地震予知はそこまで正確なのか、現在の科学技術で。

それは無理だ。Robert J. Geller博士もNautre の4月28日号(Nature, vol 472, pp407, 2011, ご本人による翻訳はこちら)でそう述べている。

そもそも、確率というものの定義を首相はご存じか。理論的確率とか統計的確率でググって欲しい。

身近なところでは降水確率。10%の日が100日あれば、その中で雨の降る日は何日あるだろう。我々は普段の生活の中で天気予報の降水確率と実際に雨に降られた日数を経験的に知っているから、降水確率の数字に意味を見いだしている。

30年間で87%

この値に誰が責任を持つのか。彼は30年後も首相を務めているわけではあるまい。東海地震が起こっても起こらなくても、どっちでも言い訳できる数字。87%。

まぁ、実際には自分も、君を好きな確率は60%、などと言ってみたりしたこともあるけどね。

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