第二十三番 応頂山勝尾寺 【西国三十三所 試練のクエスト】
箕面といえば野生の猿である。お正月には車の鼻先にしめ飾りを下げている人も多い。大阪の北摂地区でしめ飾りの橙が無くなっている車があったら、年末年始の休みに箕面の山にドライブに行ったヒトである。自分の統計では100%そういう結果である。野生の猿に橙だけご馳走としてとられたわけだ。
その箕面の猿も、最近では人間との隔離政策がとられている。猿が人間に依存しすぎていたから野性に返そうというわけだ。阪急箕面線箕面駅北部に広がる箕面公園の散策路も一部閉鎖されていて、人間はハイキングの為に入り込めなくなっている。猿に100円渡せば(いつの時代?)彼らが自販機で缶ジュースを買う仕草を見られたのも昔の話になってしまった。
箕面といえばスパーガーデン。写真は箕面駅からそこへ一気に到着するためのエレベーターである。昔は箕面観光ホテルの裏にスケートリンクがあったのだが、今は営業を中止してしまった。
箕面も変わったなぁ。
変わらないのは紅葉の天ぷら。紅葉といえば秋なのだが、塩漬けにした紅葉を揚げているらしく、一年中店先で揚げたてを買うことができる。紅葉自体に味はないので、味わうのは天ぷらの衣である。
今回の訪問、変わっていないのは紅葉の天ぷらと箕面の滝であった。
勝尾寺へは阪急箕面駅下車、箕面の滝を経由し、自然研究路と東海自然歩道を歩く。途中、開成皇子墓の付近を通過中に雪が舞ってきた。3月36日、下界では桜もちらほら開花しているというのに。標高約500メートルとはいえ山は山。天候の急変は侮れない。
その高さから浪速大学吹田キャンパス方面を望む。写真中央から少し左よりに万博公園のシンボル、太陽の塔が見えるけれど、おわかりだろうか。
東海自然歩道を経由し、開成皇子墓を過ぎれば勝尾寺本堂直近に到着する。
帰りは勝尾寺のバス停から阪急バスで千里中央まで戻り今回の旅は終了。箕面駅から勝尾寺バス停まで8.2kmの歩きであったが山道だったのでヘロヘロになった。
体力アップしなきゃなぁ。
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