2009年4月 5日 (日)

第二十三番 応頂山勝尾寺 【西国三十三所 試練のクエスト】

箕面といえば野生の猿である。お正月には車の鼻先にしめ飾りを下げている人も多い。大阪の北摂地区でしめ飾りの橙が無くなっている車があったら、年末年始の休みに箕面の山にドライブに行ったヒトである。自分の統計では100%そういう結果である。野生の猿に橙だけご馳走としてとられたわけだ。

その箕面の猿も、最近では人間との隔離政策がとられている。猿が人間に依存しすぎていたから野性に返そうというわけだ。阪急箕面線箕面駅北部に広がる箕面公園の散策路も一部閉鎖されていて、人間はハイキングの為に入り込めなくなっている。猿に100円渡せば(いつの時代?)彼らが自販機で缶ジュースを買う仕草を見られたのも昔の話になってしまった。

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箕面といえばスパーガーデン。写真は箕面駅からそこへ一気に到着するためのエレベーターである。昔は箕面観光ホテルの裏にスケートリンクがあったのだが、今は営業を中止してしまった。

箕面も変わったなぁ。

変わらないのは紅葉の天ぷら。紅葉といえば秋なのだが、塩漬けにした紅葉を揚げているらしく、一年中店先で揚げたてを買うことができる。紅葉自体に味はないので、味わうのは天ぷらの衣である。

今回の訪問、変わっていないのは紅葉の天ぷらと箕面の滝であった。

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勝尾寺へは阪急箕面駅下車、箕面の滝を経由し、自然研究路と東海自然歩道を歩く。途中、開成皇子墓の付近を通過中に雪が舞ってきた。3月36日、下界では桜もちらほら開花しているというのに。標高約500メートルとはいえ山は山。天候の急変は侮れない。

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その高さから浪速大学吹田キャンパス方面を望む。写真中央から少し左よりに万博公園のシンボル、太陽の塔が見えるけれど、おわかりだろうか。

東海自然歩道を経由し、開成皇子墓を過ぎれば勝尾寺本堂直近に到着する。

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帰りは勝尾寺のバス停から阪急バスで千里中央まで戻り今回の旅は終了。箕面駅から勝尾寺バス停まで8.2kmの歩きであったが山道だったのでヘロヘロになった。

体力アップしなきゃなぁ。

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2009年4月 3日 (金)

第五番 紫雲山葛井寺 【西国三十三所 試練のクエスト】

藤井寺といえば、その昔近鉄バッファローズの本拠地球場があったところである。しかし、今この球団はオリックスになってしまった。阪急も所有していた球団を手放したが、あれはどうなったのか。阪急は持ち株会社云々で、別の意味で球団を手に入れたとも言えるが、長生きすればいろんな事があるものである。

藤井寺へは阿部野橋駅から近鉄電車で二駅。290円。大阪市中心部から至近の距離にありながら、駅前には庶民的な商店街が現存していた。折しも訪問した日はWBC決勝の日。町の電器屋のショーウィンドを大勢の人がのぞき込んでいる。ここはテレビが発売された昭和の時代か。受信しているのは白黒テレビ放送ではなく、地デジ放送だったが。

その藤井寺にある紫雲山葛井寺。藤ではない、葛である。境内にも藤棚があった。きっとシーズンには壮観な眺めであろう。

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葛井寺を後にして東進すれば応神天皇陵にたどり着く。世界で一番背の高い古墳はエジプトのピラミッド。底面積が大きいのは仁徳天皇陵。しかし、体積が多いのは意外や意外、ピラミッドでも仁徳天皇陵でもなく、この応神天皇陵なのだ。これ、豆知識。

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さらに東進すれば近鉄道明寺駅へとたどり着く。こちらの駅前にも昔ながらの庶民的な商店街が。季節柄、イチゴ一パック200円という格安物件もあり、ジャム用に8パックほど買おうかと思ったが家から遠いのであきらめた。

今回のハイキングコースは下の地図。上の記事通り、近鉄藤井寺駅から葛井寺、応神天皇陵、道明寺駅まで歩いた距離は3.6kmである。

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2009年4月 1日 (水)

第二十二番 補陀洛山総持寺 【西国三十三所 試練のクエスト】

大学に入る前、月に一度ほど北陸方面に旅行していた。特急サンダーバードで北陸から大阪に戻るとき、総持寺の近くにあるFUJITEC工場のエレベータ研究塔が見えてくると、「あぁ、帰ってきたな」と思ったものである。

しかし、その赤白に塗られた巨大な塔も今は壊されてしまった。

今回のウォーキングのスタートは阪急京都線総持寺の一つ隣、茨木市から。バスロータリーをはさんで駅の反対側、Socio-2というビルの地下にベルギービールを飲ませてくれるカフェ・レーズン堂がある。しかし、訪問時にはシャッターが降りたままだった。月曜日だったからなのか、昼の1時は飲むには早い時間だからなのか。

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しかたがないので総持寺駅を目指す。総持寺駅から徒歩2分、下の写真はこちらもベルギービールを飲ませてくれる酒の巣やぁまん。しか~し、同じくこちらもドアが閉ざされていた。月曜日は定休日。最も、昼から開いているとも思えないが。

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で、今回の目的地総持寺。茨木から来ている大学のクラスメイトもいるのだが、やっぱり総持寺は有名らしい。初詣の定番だそうだ。

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境内には包丁塚というものもあり、料理人の方がお世話になった包丁を収めるところ。毎年4月には包丁技が奉納されるそうだ。

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大阪で亀といえば四天王寺の池にも亀がいる。あそこの亀は結構速く泳ぐのだが、総持寺の亀はほとんどが石の上で甲羅干しをしていた。

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本日のハイキングコースは下の図。レーズン堂のアイコンは阪急茨木市駅前。そこから歩き始めて総持寺を経由しJR摂津富田まで。歩いた距離は4.5kmである。

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2009年3月29日 (日)

第四番 槇尾山施福時 【西国三十三所 試練のクエスト】

2008年の春先には四国八十八カ所を徒歩でまわった。時間の関係で結願はかなわず、今年の春に残りのお寺を廻ろうと思っていたのだが、体調不良や週一回のアルバイトの関係でそれもかなわなかった。

松尾芭蕉ではないが、旅をしたいというのは人間が誰しも持っている感情なのだろうか。大学の春休み、その感情がうずうずしてきてどうにも落ち着かない。幸い自宅は堺市。西国三十三所なら日帰りで廻ることもできる。というわけで、四天王寺前の仏具屋で納経帳を買ってきて、西国三十三所巡りに出発した。

最初のお寺は槇尾山施福時。ガイドブックによるとこのお寺さんが一番体力的にきつい山の中にあるという。ここを制覇すれば後は楽になるはずだ。

さて、今回の西国三十三所巡りのポイントはできるだけ歩くこと。四国を回っていたときは1日約30kmを歩いていた。いつ何時、再度四国に旅立つときが来ても大丈夫なように、その体力は維持しておきたい。そのためにもハイキングを取り入れ最低でも10km歩くことが目標だ。

今回の施福時。槇尾山登山口までバスで行くことも可能。しかし、上記目的から泉北高速鉄道光明池駅から歩くことにした。

泉北高速鉄道も終点の泉中央駅近くになるとめっきり田舎感が出てくる。光明池からの道中、新築のマンションが売り出されていたが、約70㎡で1,500万円から。激安だ。

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この近辺から浪速大学吹田キャンパスに通っているクラスメイトもいるのだが、天気の悪い日など「和歌山、台風で大変だっただろう」などとバカにされている。和歌山に行くには山1つ越えなくてはならないから地理的には全く別であるが、北摂の人から見たら泉北も和歌山も一緒。

その証拠に道中には柑橘類の畑が点在。みかん類を並べた無人販売所も数カ所で発見した。

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南海のバスでたどり着けるのは下の写真の槇尾山口まで。平日の本数は一時間に一本程度だから要確認である。このバスを槇尾山口手前の槇尾中学校前で降りると、そこから施福時の山門前までオレンジバスというコミュニティーバスが走っている。オレンジバスに乗れば施福時には最も近づける。

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施福時山門前には土産物屋や宿屋もあり、ちょっとした賑わい。山門までたどり着けばお寺の本堂までもうすぐかと思うと、そうではない。実はここからが大変なのである。山門から本堂まで約200mの標高差を約25分かけて登ることになる。

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そしてたどり着いた本堂。境内の桜は一つも咲いていなかった。3月22日ではまだ早いのか。

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参考になるかどうかわからないが、簡単な地図とGARMINのGPSで記録したトラックログをブログにあげておこう。歩きは泉北高速鉄道光明池駅がスタート。途中、河内ラーメンの喜神で豚骨ラーメンと餃子を食べ南海バスの槙尾山口バス停を経て施福時まで。帰りは槙尾山口バス停まで歩き、ここまでの歩きの総距離は18.6km。JR阪和線和泉府中駅まで南海バスに乗り帰路についた。

第四番 施福寺へのトラックログ(58.6K)

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