2011年2月 7日 (月)

研究室の選び方:(6)楽な研究室を狙え!

浪速大学ともなれば、基本、どの研究室を選んでも間違いはないハズ。日本でトップクラスの大学に在籍し続ける教授陣であるから、研究レベルも文句なし。

自分の気になる研究テーマを判断材料にラボを選べばよいと思うよ。

研究テーマなんていうのは一過性のもの。大学4年生の時に学ぶのは研究のやり方だから、テーマ自体はそれほど重要じゃない。大学院に上がる時でも、博士課程に進む時でも研究テーマを変えることができるから、本当にやりたいことはその時に選べばよい。

と思っていた時期もあった。

でもね、大学4年の時にのめり込んだ研究テーマがその人の一生の研究テーマになる事もある。将来研究職に就こうと思っている人は、その辺りのことも頭の隅に置いてラボを選んだほうがよい。

複数の研究室で迷ったら?

楽な研究室を選びたまえ。

社会人になったら年次有給休暇がもらえる。これは、労働基準法にも規定されている労働者の権利。ところが、学生に有給休暇はない。

体調不良になれば休むことはできるが、健康なヒトは大学をサボることができない。毎日大学に行くのもシンドイですぞ。

自分はだらけた性格だから、厳しい研究室に配属されて鍛えてもらおう、と考えているあなた。そんな考えは今すぐ捨てたほうがよい。

自らを律して厳しい研究室ライフを送ることはいくらでも可能。しかし、力を抜きたい時にそれができるかどうか。厳し研究室だったら、息抜きすらできません。

悪いことは言いません。必要以上に厳しい研究室を選ぶのはちょっと待て。精神を病んで大学に来なくなり卒業できなくなった。そんなことになったら卒業研究、大学院入試どころではない。

皆さんの第一目標は大学卒業ですぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月26日 (水)

研究室の選び方:(5)薬学部ならではの研究を狙う?

3年生の研究室配属希望調査は第三回を迎えたようである。今年は第一回からの集計結果が並べて掲示されているから、研究室希望者数の推移がわかって面白い。

回を追うごとに減少しているグラフの棒がある。それは、

希望無し

さすがに第三回希望調査ではその数ゼロ。当たり前か。

毎年人気があるのは、薬理・薬効系の研究室。今年も大人気である。

薬理学といえば薬学部の看板科目。薬学部卒業生なら得意になっておきたい科目である。お医者さんや看護師さんに薬の作用機序を聞かれて答えられないようじゃ、薬学部卒業生として恥ずかしいよね。

と思っていた時期が自分にもあった。でもさぁ、薬理学を勉強するのは薬学部だけじゃないんだなぁ。生命科学図書館に行くと医学部の学生さんも『New薬理学』を開いていたりする。薬理学は薬学部生だけの売りじゃないのだ。

: NEW薬理学

NEW薬理学

じゃ、他に薬学部としての売りは無いのかというと、これがあるんです。

製剤学。医薬品を粉砕したり、粉の医薬品を顆粒にしたり、錠剤にしたり、それを糖衣でコーティングしたり、乾燥させたり、カプセルに充填したりする学問である。さすがに歯学部や医学部では製剤工学の講義はないだろう。

薬学部卒業生としてのセールスポイントを身につけるなら、これからは薬理学じゃなくて製剤学だ。

と思うんだが、研究室希望調査をみてみると製剤系の研究室は普通の人気である。これは内容云々よりも講義のコマ数か。薬理学や薬物治療学の講義は4年後期までに6コマ。対して製剤学系の講義は2コマ。講義数の差が人気の差の原因なのだろう。

薬学部でしか極められない製剤学、ねらい目である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月22日 (水)

一次情報と二次情報

今日のCBT対策は薬学教育モデル・コアカリキュラムC15(1)~(3)。勉強の間にちょろっと実験。

Twitterが一次情報ならTumblrは二次情報。

研究室に配属されて弱気になった時にどうすればよいかという文章を見つけた。ネットで気になった写真や文章をコンパイルするならTumblrを使うのだろう。

自分は既にデジタルデバイドされているのでTwitterもTumblr使いこなせないから、ブログにリンクを張るだけにしておこう。

これはシュナッペルからのアドバイス。研究室が肌に合わないからといって大学をやめちゃダメダ。石にしがみついてでも大学は卒業しよう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年11月 5日 (金)

研究室の選び方:(4)卒業生の進路をチェック

11月4日と5日はオープンラボ。3年生が研究室を見学にくる日だ。

一年前は自分も研究室配属の参考にするために、方々の研究室を見せていただいた。志望研究室はほとんど確定していたのだが、いろんなラボを見せてもらうのは楽しいからね。研究内容もそうだが、実験装置やプラッテの様子を見るのが楽しい。

自分は装置マニアだ。

シュナッペルが所属するラボは5日だけの公開だから、4日は3年生の訪問は無し。お隣の研究室の人に聞いてみると、女の子が大挙して押し寄せてきたらしい。

ふ~ん。あんまり羨ましく思えないのは何でだろう。1年2年3年の頃はどんな研究室に配属されるのかワクワクしていた。しかし、いったん配属されてしまうと、どんな人が新しく入ってくるのかはあまり興味が湧かないものだ。それよりも、目の前の実験。それとOSCEにCBT。これ重要。

さて、いま研究室を見て回っている3年生にアドバイス。先輩方の進路を是非尋ねて欲しい。きちんと就職できているのか、いや、きちんと卒業できているのか確認して欲しい。大学をフェードアウトしてしまう学生がいるような研究室は、自分もそうなる確率が高いわけだから注意が必要だぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月31日 (日)

研究室の選び方:(3)アカデミックに興味のある研究室を

浪速大学の薬学部に限って言えば、どの研究室に配属されてもアカデミックには満足できるレベルであると思われる。それなら、自分の興味のある研究テーマに近い研究内容のラボを選べばよい。

これはすべての学部に当てはまることだろうが、大学では行われている研究の範囲が本当に広い。研究が学際的になっているということが一つ。もう一つは、この学部はこの研究じゃなければだめという足かせが少なくなってきたからだろうか。

要するに、面白い研究で、結果を出しさえすればよいと。

中でも薬学部はとくに研究範囲が広い。生物系から化学系、物理系、情報系、もちろん医療系の研究室が存在する。お薬を作るには様々な知識が必要とされるからなのだが。

さて、大学4年の時に研究室で学ぶことは研究のやり方。だから、そのテーマにはこだわる必要がないのかもしれない。本当にやりたい研究は大学院に進学するときに、大学を変わるときに選べばよいのかも。

しかし、化学が好きな人が生物系の研究室に配属されたらきっとキツイ。その逆もまたしかり。自分が好きだと思える研究内容の研究室を選べば良いと思うよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月 2日 (月)

研究室の選び方:(2)コアタイム

先日、クラスメイトを飲み会に誘ったら、「10時から8時までは研究室のコアタイムだから参加できない」と断られてしまった。コアタイムならしょうがない。平日に誘った自分が悪かった。

って、そういう問題じゃない。10時から8時がコアタイムって...

コアタイムの定義は時差出勤する勤労者が、せめて数時間は一緒に仕事しましょうという時間帯だ。せいぜいその長さは数時間だろうか。コアタイムが10時間だったらフレックスタイム制ではない。もはやコアタイムではなく就業時間。

配属先研究室を決めるに当たって就業時間を確認することは最も重要。自分が今配属されているラボは9時から5時まで。もっとも、5時で帰るヒトは誰もいないが。

絶対にラボにいなければならないと縛りをかけられながら仕事をする生活と、今日は実験の密度が低いから早めに帰って掃除洗濯できるなという自由度がある生活では、プレッシャーの度合いも楽しさの度合いも格段に違う。

と思うのは自分がオッサンだからか。

大事なことなのでもう一度言おう。研究室配属の前に拘束時間を確認すべし。研究室の学生さんから、実際にラボに滞在している時間帯を聞くべし。

10時頃(夜のね)に帰る学生さんがホワイトボードに「私用により早退します」って書くラボもあるらしいよcrying

続きを読む "研究室の選び方:(2)コアタイム"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年7月29日 (木)

研究室の選び方:(1)ランニングコスト

現在3年生の学生さん、そろそろ来年度の研究室配属について真剣に考え始める頃ではないだろうか。

自分は4月に今の研究室に配属され、心底、今の研究室で良かったと思っている。配属される前には考えもしなかった事が、偶然にも良い方に良い方に転がっている。これがもし裏目裏目に出ていたら悲惨な結果になっていたなと、心底ぞっとするのだ。

そこで、これから研究室を決める3年生の参考になればと、考慮したほうがよい点を書いていこうと思う。

一回目はランニングコストについて。

研究室に配属されると、大学の授業料以外にもお金がかかる。

例えば研究室の飲み会。回数が多いのか少ないのか比較対象がないからわからないが、頻度が高いとお金がかかるよね。クラスの飲み会だと飲み放題月2,500円という激安もありだが、研究室でそれはない。最低でも3千円オーバーだろう。

この時期には研究室旅行。そういうイベントのあるラボにいた経験がない…4年生になって初めてラボに配属されたのだから当たり前ではある…から、これまた比較はできない。旅行が日帰りなのか、一泊二日なのか二泊三日なのか。予算的には一泊二日で2万円弱ぐらい?

バイト代を貯めておかねばならない。

シュナッペルの所属するラボは一泊二日で良かった良かった。これが二泊三日なら時間的にも金銭的にも負担大である。

加えて、学会参加時の旅費。海外の学会なら学生さんには旅費が出るのかな。国内学会はどうだろう。自分は学会に参加するレベルにまで至っていないからわからない。それでも、札幌で開催される学会で発表してきてね、自腹でなどと言われた日には、頭がくらくらする。

とまぁ、研究室で生きていくためにはなにかとお金がかかる。研究室説明会の時に教授に質問してみても良いし、聞きにくいときには所属する学生さんに質問しても良い。

配属された後に、お金無いよと泣かないためにも。

個人的に研究室旅行は日帰りで十分と思うのは、オッサンになったからか。

| | コメント (3) | トラックバック (0)