元日から高野山(2)
こちらの続きです。
奥の院で納経したらこちらでご朱印をいただく。お正月なので破魔矢をいただくこともできるが、1,000円なので食指が動かず。引越しの荷物になるしね。
帰りは中の橋案内所から南海りんかんバスで高野山駅まで戻るのが普通。だが、今日は女人堂の前で降りよう。その昔、高野山は女人禁制だったので、女性は寺院郡のはずれにあるこの女人堂でお参りしたのだ。
女人堂のすぐ近くに不動坂への入り口がある。
この坂を下ると南海高野線の極楽橋駅。なぜ、高野山駅まで行かないかというと、お金の節約だ。南海高野線で電車が走るのは極楽橋駅まで。極楽橋から高野山の間はケーブルカー。この区間の料金がバカ高くて380円。5分で380円である。
帰りはもちろん特急こうやに乗って帰る。南海高野線の極楽橋から橋本の間は単線で列車の運行本数も少ない。ハイシーズンの土日は観光客で混むのだ。以前の経験ではケーブルカーの上の駅、高野山駅についてから特急券を買おうとしても無理。満席の表示が出ている。ただし、カップルは無理でも一人なら席が残っていることもあるので念のため窓口で聞いてみよう。自分はたいてい一人旅なので指定券を購入できた。
特急の指定券を買えないとどうなるか。極楽橋から普通の列車に立って橋本まで向かうことになる。
そんなことは避けたいと、昨年末のうちに特急券を買っておいたのだが、結果、その必要もなかったかもしれない。17時6分発のこうや14号はがらすきだった。これなら、普通でも余裕で座れたかな。
4時間かけて上った高度を30分少々で駆け抜ける特急こうや。車中で目を閉じると道中の景色が思い浮かぶ。町石道のトレッキングも当分お預けだな。次にここにくるのは60歳から70歳ぐらいになってからか。そのときこの山道を登る体力が残っていたらいいのだが。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント