2008年4月 4日 (金)

金沢旅行、二日目

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金沢の観光スポットはほとんど行き尽くしている。前日の雷鳥号の中で「何をいまさら金沢に行くのか」という疑問が頭によぎったが、金沢感傷決別の旅だから、仕方がない。今回の金沢訪問はデスティニーである。

二日目は同行者が行ったことのない所と言うことで、大野方面をチョイスした。金沢市内から北鉄バスで約40分。日本海に面した大野は昔から醤油を生産してきたところだ。かつて北前船が生興を極めていた頃、日本各地から醤油の原料が大野に運ばれてきたわけである。

大小数多くの醤油生産工場があるが、ヤマト味噌醤油のショールームで醤油ソフトクリームを食べる。ベースはキャラメル味らしいのだが、おそらく醤油関係の物質が入っている。酵母臭がプンプンする。培地の臭いとでも言おうか。おいしい。

お次は大野からくり記念館。江戸末期に活躍した技師、大野弁吉の記念館である。この人の仕事ではカラクリ人形制作が有名で、記念館もそれをフィーチャーしている。それだけでは記念館も間が持たないのか、展示スペースの半分には市販のパズルや組木細工などが展示され、入場者が自由にさわれるようになっている。同行者にはこれが大受け。ああでもないこうでもないと、仕掛け引き出しを開けてみたり、パズルを解いてみたり、紙の五線譜に穴を開けてオルゴールでカーペンターズの曲を演奏してみたりと楽しんでくれた様子。

博物館っていうのは、主題がいくら高尚で素晴らしいモノでも入場者が満足するとは限らない。シンプルでありきたりのモノであっても実際にさわったり参加できる展示の方が得てして受けがよい。見せたいモノと受けるモノの相違。学芸員の人にとってはジレンマだろう。

昼ご飯は大野港にある船員厚生食堂。本来は名前の通り漁師さんのための食堂なのだろうが、今では立派な観光スポットになっている。テレビのグルメ番組や旅番組で見たことがある人もいるのでは。海鮮丼、お刺身定食、新鮮魚フライ定食、本日の定食などがおすすめだが、船員さんなど毎日利用する人向けに普通のカツカレーをはじめとする丼物もある。

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自分はフライ定食(上写真)をチョイスした。揚げたてサクサクの魚は美味。同行者の本日の定食は鯖の味噌煮定食だったがこれも美味。

この日のメインイベントはレモン湯。天然温泉を利用した銭湯。かなり大きいがスーパー銭湯ではない。あくまで銭湯である。1階が男女別の大浴場、2階が家族風呂になっている。もちろん入浴したのは家族風呂。二人利用の場合、1時間で1,500円。もちろんこちらも天然温泉。金沢市中心部の湯は焙じ茶色なのだが、レモン湯も同じく薄茶色の湯。ぬるっと感があってつるつるの湯だ。

大浴場の入浴料金は大人370円なのだが、燃料費の高騰により4月から400円に値上げするという告知があった。自分が銭湯にハマッタ時には350円だった。370円に値上げされたときもなんとも思わず気軽に利用にしていたが、400円というとそうもいかない金額である。

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2008年4月 3日 (木)

金沢旅行、二泊三日、一万五千円

三月末、阪急トラッピックスのツアーで二泊三日の金沢旅行に行ってきた。料金は一万五千円。普通はこの金額だと、大阪・金沢間をJRで往復するのが精一杯だ。それが、ホテル二泊付き。

免税店を引き回されるオマケもないのにこの金額になるのは不思議である。

JRの列車がサンダーバードではなく雷鳥だったりと、安いには安いなりの理由があって、JRもホテルも阪急も十分利益を上げているのだろうが、素人にはその辺のカラクリはよくわからない。しかし、メカニズムはどうであれ、行って帰ってこれれば十分である。

初日は加賀温泉で下車して北陸本線を一駅戻り、大聖寺で下車、石川県九谷焼美術館を見学。名前の通り九谷焼を展示する美術館なのだが、その軸足は古久谷に置かれている。自分の好きな青粒はいっさい無かった。

それでも、本物の青手や赤絵を裸眼で鑑賞できるのは嬉しい限りである。

鑑賞後は、大聖寺からの普通乗車券を購入して金沢へ。安いなりのデメリットはJRの切符が途中下車不可だったこと。加賀温泉で下車したのでツアーのチケットはそれから先が失効。まぁ、当然か。

金沢の宿はAPAホテル片町中央。最上階に天然温泉サウナのあるお気に入りの宿である。そういえば、昨年(?)は耐震偽装で揺れに揺れたAPAだが、その後の展開はどうなったのだろう。もう誰も話題にしなくなったが…。

その温泉大浴場で一風呂浴びたあと、晩ご飯は柿木畠の「いたる」。このお店は、金沢に住んでいた頃、何度となく通った和食の居酒屋である。何を食べてもおいしいのだが、お魚が特においしい。金沢でおいしくない魚を出す店など無いが、いたるの魚料理は特においしい。

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初めて「いたる」に行く方、まずは、席に着いたら小桶(上写真、\2,500)か中桶をオーダーすれば良いだろう。これは、桶に盛りつけられたその日おすすめの刺身の盛り合わせ。二人なら小、三人なら中を。行った日はヒラメにカジキマグロ、ブリ、甘エビ、生だこであった。どれも激うまである。

あとは黒板メニューやカウンターに載っている大皿からチョイスしてください。

ゲンゲの一夜干し、ブリカマの塩焼き、山菜天ぷら、五郎島金時の天ぷらなどを食べて満足満足。ちなみにゲンゲは富山方面でとれるゼラチン質で覆われた深海魚。一夜干しにすると、顔はエイリアンでグロテスクだが、魚特有のおいしい油が濃縮されていて美味である。

さてこの「いたる」、以前は予約を受け付けていなかった様に記憶しているのだが、今回訪問したときには予約席でイッパイだった。自分たちはほぼ開店と同時にお店に入った一番乗りの客だったが、空いている席は4席のみ。ほんと、座れてラッキーである。いたるに行く人は予約してから行った方が良いですよ。

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2007年10月22日 (月)

宝達山マラソン、速報タイム

週末は宝達山マラソンに参加するため、金沢に行っていました。完走してきました。

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土曜の夕方、梅田バスターミナルを17時に出発する高速バスに乗車。金沢まで4,300円だが、学割だとなんと3,440円。JRの特急で行く料金の半額である。ただし、2時間余計に時間がかかる。

今年3月まで金沢でお世話になっていた人に香林坊で拾ってもらい、第七餃子へ。大大豚汁を食べられるはずもなく、中小豚汁。その後、涌波の方に新しくできたスーパー銭湯、楽ちんの湯へ。これは、久しぶりにまっとうな、温泉を利用したスーパー銭湯だ。もちろん循環だけれど、温泉の質はがっつりヌルヌル。金沢市内特有の茶色いアルカリ泉である。料金は600円と少々高めだが、サウナも完備されていることを考えれば、良心的な値段であろう。むしろ、この若干高めの料金設定で、混雑が解消されれば言うことなし。

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翌日の日曜日は大会本番。カゼが完治していないけれど何とかなるかと思い出発。葛根湯系の風邪薬をドープしてから出発。まぁ、ドーピング検査なんかされないだろうから大丈夫だろう。

スタート後、周りのランナーにつられて、いつもよりはオーバーペース。それでも、気持ちよく走れるのは、大会の雰囲気、集団で走ることのなせる技か。去年よりも気持ちよく走ることができて、タイムも縮まった。速報タイムは20kmで

2時間0分52秒

2時間を切ろうと思えば切れたのかもしれないが、それは来年の楽しみにとっておこうとおもい、最後の1kmはゆるゆるの走行だった。

かつてお世話になっていたところの皆さんと、合計9名+αで参加してきた。その中からは入賞して表彰されるメンバーもいて、うれし限り。

表彰式後、だらだらしていたら、「閉会式に参加してくれ、数あわせのために」と、大会関係者から声をかけられる。快諾。

閉会の辞などを聴いていると「諸般の事情により、宝達山マラソンも今年が最後となりました」という、衝撃発言が。

えぇ、2時間を切るという自分の目標は、永遠に達成できないではないか。寝耳に水、青天の霹靂とはこのことだ。お話を拝聴しつつ、宝達山マラソン最後の最後の閉会式に参加できて良かったと、自分を慰める。

このマラソン、去年と今年、2回しか参加できなかった。非常に残念であるが、長い人生の中で自分のマラソン熱を復活させてくれがありがたい大会であった。

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