2011年4月29日 (金)

Naturalist になりたかった

Naturalist と言えば英国で発行されている権威ある科学雑誌Natura に論文をアクセプトされた人のことである。当然ファーストオーサーで。自分も多数の研究者と話す機会があるが、naturalist には早々お目にかかれない。

同じように、米国で発行されているこれまた権威ある科学雑誌Science の筆頭著者になった人はscientist と呼ばれる。

科学界の豆知識なので覚えておくと良い。

Royal weddingに湧く英国であるが、Nature ブログ記事が面白い。日本のゴシップ系女性週刊誌なら氏名の後には必ず年齢を記すが、Nature の場合は学名を明記する。なんと、ウイリアム王子とキャサリンさんはホモサピエンスということだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月 6日 (土)

「蛋白質核酸酵素」が休刊

休刊とはいえ、事実上の廃刊であろう。Nature、Science、ProNASといえば一度はファーストで載せたい洋雑誌だが、「蛋白質核酸酵素」はその和雑誌版である。しばらく記事をフォローしていなかったのだが、いつの間にか休刊が決まっていて、今書店に並んでいる2010年1月号が最終刊とのこと。

非常に残念である。

その原因を考えてみると、洋雑誌の値上がりが遠因か。オンラインジャーナルの購読料高騰により大学図書館はアップアップ。切られるのは研究者からの要求が低い和雑誌。とりわけレビュー誌。「蛋白質核酸酵素」の購読部数が減っていたことは容易に想像できる。

思えば、日本の科学雑誌が崩壊を始めたのは「科学朝日」が休刊した頃からか。こちらの方は一般読者の科学離れを示す指標だから「蛋白質核酸酵素」の休刊とは一概に比べられないが、いずれにせよ科学系の雑誌が厳しいのは間違いない。

最後の砦は「細胞工学」だけか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月17日 (水)

計っているのは電池の内部抵抗

数十年にわたり使用量を払い続けている@Nifty。その関係上このブログも@NiftyのCocologである。その関係からかデイリーポータルZもほぼ毎日チェックしている。

そのデイリーポータルZの、起電力を計るこちらの記事。レモン以外にも塩水や醤油、刺身で起電力を計測している。電極が亜鉛と銅なので起電力は同じ。結果の違いは、できた電池の内部抵抗の違いだよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月11日 (水)

ちっこい子供

一限は免疫学II。最終テストは12月2日におこなわれる模様。

二限は有機合成化学。マクラの話は中間試験が25日から12月2日に延期になること。これで当日は二連ちゃん。

本当のマクラはNanoPutian。物質としての有用性はおそらく無いが、見た目が楽しい。物質の見た目は代わり映えしないが、構造式が楽しい。そういう物質とのこと。

Nanoputian_2

紙の上、いや、モニター上ではヒト型だが、自由エネルギーが最小になるようスペースフィリングモデルで再描画すると微妙に人体とはずれそうだ。

ちっこいものといえば、大阪大学工学部の河田聡先生が、マイクロメートルサイズの牛を彫刻されている(このサイトのトップの一番左の写真です)。面白いね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月15日 (水)

日本の学術論文の引用動向

トムソン・ロイターが日本発の学術論文がどのぐらい引用されているかを調査した。その結果がこちら

東大、京大、そして浪速大が日本の中のトップ3。大学の規模が大きいのだから論文数が多いのは当然だし、その結果、被引用数も多くなる。ところが、平均被引用数となると科学技術振興機構や理化学研究所が3つの大学を逆転する。

上位三大学は学位を授与する機関でもあるから学生がファーストの論文も量産しているけれど、研究機関から出される論文は研究を生業とする研究者の出す論文だけだ。その結果後者の方が論文のクオリティが上がるから平均被引用数も増加しているのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月24日 (土)

円高である

外国には滅多に行かないし、外貨取引で小金を稼いでいるわけでもないから、円高円安のニュースもさほど気にしていなかったが………円高である。

これだけ円高だと、Scienceを買おうという気にもなってくる。1ドル90円を切っているなら、学生の一年間購読料金料金$160も\15,000程度におさまるだろうか。週刊誌だから一冊あたり300円を切る。

安い。スタバのコーヒーよりも安い。

これがNatureだと学生料金でも一年間で\36,000-。高い。円での支払いを強要してくるし。だいたいNatureは機関購読料金も高い。Natureは絶対にやめておこう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月23日 (金)

アクチン-小田さんの御研究

この日のブログ記事でアクチンフィラメントを話題にしたが、Nature最新号にもアクチンに関する論文が載っていた。

NEWS & VIEWSにも解説記事が載っていて、アクチンフィラメントの結合メカニズムが解明されそうだとコメントしてある。アクチンの構造は前世紀に解かれているので何をいまさらと思ったのだが、解かれている構造はフィラメントの構造でありモノマーの構造は解かれていなかったそうである。今回掲載された論文は、モノマーの構造を調べてGからFに変わるときのメカニズムを調べた話らしい。

News and Views, Nature, 457, 389-390(2009)
Article, Nature, 457, 441-445(2009)

家からネットでフニフニしただけであり、論文本体は家から読めない。大学に行ったら早速ダウンロードして読んでみようか。

さて、このArticleの著者に含まれるMaédaさん。日本人の方だと思うのだが、漢字では前田さんでよいのだろうか。以前にもたびたび論文を拝見している。“え”が“é”になっているので印象に残っているのだ。

そうか、自分が英語で論文を書くとき、母音をäやëにすれば人の印象に残るのだ。シュナッペルの名字はごくごく平凡な名前である。名前のイニシャルもまた平凡である。人の記憶に残るには、名字を微妙に変えればいいわけだ。変えた理由を聞かれたら、自分の故郷では鈍って発音するから母音表記はこちらが正しいとでも答えよう。

というよりも、研究の内容で人の記憶に残れという話である。

それ以前に、今後自分が論文を書くというシチュエーションは無いな。

もう一つ気になったのは、Natureの同じ号の361ページ。“Run rabbit run”のタイトル。これまた家からは内容が確認できないから、大学でチェックしなければ。Rabbitの元ネタがForestなのかLolaなのかで、筆者がアメリカ人かドイツ人かわかりそうである。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年6月 4日 (水)

接合をライブで見る

いま、頭上をスペースシャトルと国際宇宙ステーション、ISSが周回しているわけです。

メインイベントは日本のキボウ・モジュールをISSに設置する作業です。早朝、それがISSに合体する瞬間を生で見ました。7時45分ぐらいに。
http://playlist.yahoo.com/makeplaylist.dll?id=1368570 500kbps)
インターネットがあれば、世界中どこでも宇宙の作業を観察できる、良い時代になったものです。

スペースシャトルが初飛行したときには、着陸の瞬間をTVで生中継していたような記憶があります。たしか、夜中だったでしょうか。その時の様子をラジカセで録音(!)した記憶もあります。今度、その時のカセットテープを探してみよう。

でも、カセットデッキもどこかから調達してこなければ。

それにしても、中継の英語は全く持って聞き取れません。意味がわかるのは数字ぐらいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月29日 (火)

大学院入試の面接のネタ

面白いビデオをネットで発見。メトロノームを使った物理の実験です。面白い!

http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=57603

物理系の大学院入試の面接試験でこの実験を見せて「現象を説明せよ」なんて問いかけてみたい。

自分が問われたらうまく説明できないが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月12日 (月)

分子模型

Dscn4194_640

有機化学Iの講義で分子の立体構造について学ぶ。先生が、分子模型を教室内に回してくださった。この分子模型も高価な物から安いも物までピンキリなんだとか。高い物は1セット20万円もする。丸善のは安いそうです。

先生、丸善のはそれでも学生が買うには高すぎます!

大きくて精度良く作られているのは高いよな。写真の五員環は一つの結合が8cmぐらいある。そりゃ、高価だ。

さて、先日から大学生協の本屋にモルタロウが置かれている。こちらの方が安価かな。サンプルの分子模型や結晶模型も展示されているのだが、色が結構きれい。取説を読むと、物理化学的にもまじめに作ってある分子模型っぽい。

買ってみようかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)