薬剤師国家試験過去問
実践化学IIや物理化学I、その他各種の講義の演習問題に薬剤師国家試験の過去問や、過去問改が出題されます。大抵はちょっと考えればわかるのですが、たまに正解に自信が持てないときも。手元に過去問集が有ればよいのですが、いかんせん高価すぎます。
そんなときは過去問をこちらで検索。名城大学薬学部の方が作成されたデータベースのようです。
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実践化学IIや物理化学I、その他各種の講義の演習問題に薬剤師国家試験の過去問や、過去問改が出題されます。大抵はちょっと考えればわかるのですが、たまに正解に自信が持てないときも。手元に過去問集が有ればよいのですが、いかんせん高価すぎます。
そんなときは過去問をこちらで検索。名城大学薬学部の方が作成されたデータベースのようです。
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一限は実践化学II。いわゆる演習科目だ。今期の前半は機器分析などを学んでいる。
大学図書館のAVコーナーに行くと分光器の使い方だとか、ピペットの使い方、pHメーターの使い方だとか、こんなの誰が借りるんだというヴィデオテープが配架されている。そういったビデオの中から、薬学研究に必要なものを観賞し、その内容についてのミニテストを授業時間内に書く。
本日の内容は原子吸光光度法と赤外分光光度法。タンパクやDNA関連の仕事をされている方にはなじみのない分光だが、薬学関連では研究室に配属され働くときに必要になるのだろう。
今日のテーマは初めて見聞きする内容だったので、非常に為になるヴィデオだった。教養の化学実験で赤外分光光度計は使用したが、その時は機械の体になって測定しただけ。何も考えずに測定した。というよりも、化学実験のTAさんが測定してくれた。
そうか、そういう意味があったのだ。
ヴィデオを観ながら各々の特徴をテスト用紙に書き写すのだが、ヴィデオの解説が速くてミニテスト用紙に写しきれない。上映後TAさんに質問したのだが、
「はい
」と赤で解答が記入された指導用のアンチョコを手渡されただけ。TAさんはどっかに行ってしまった。
担当教員の最初の説明では、「わからないところはTAに聞け」だったのに。
まぁ、TAさんが自分と会話したくないということだろうが、
質問したい人は多数いるようで、結局、その解答用紙を囲んでみんなでミニテスト用紙に写す。終われば、別の人がやってきて写す。
そんなんで良いんかな。
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脂質、いわゆる油はグリセリンに脂肪酸三分子がエステル結合したものである。小腸つまり体外から、体内つまり細胞に吸収されるときには脂肪酸2分子がとれた状態で吸収される。途中を大幅に端折って、脂肪酸が分解される過程まで飛ぶ。脂肪酸は細胞内の小器官、ミトコンドリア内で分解される。脂肪酸の状態ではミトコンドリアを形成する脂質二重膜を通過できない。カルニチンに結合した状態で、カルニチン輸送タンパクの働きによりミトコンドリア内に輸送される。そこで、脂肪酸の炭素が二つずつ分解されていく。
もし細胞内にカルニチンが存在しないなら、ミトコンドリアに脂肪酸が移動できず分解されない。分解されない脂肪酸は、再度脂質に合成されて体内に蓄えられる。
この図がカルニチンで、中央のヒドロキシ基に脂肪酸がエステル結合する。カルニチンと言えば、こちらである。
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薬学部薬学科を無事卒業すると、薬剤師国家試験の受験資格が得られます。その後、国家試験に合格し、様々な事務手続きを経てはれて、薬剤師としてお薬を患者さんのために調製できるようになるわけです。
そういう資格が有るかどうか確認するサイトが ここ。
自分の先輩薬剤師さんの名前を検索してみました。えぇ(ビックリ)!氏名と共に登録年が表示されるよ。そこから二十二年引いたら、ほぼ生年が計算できるよ。
と言うことは、五年後に自分が晴れて薬剤師に成れたとして、24を引いたら、自分の生年がバレバレと言うことかぁ。
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明日3日の午後2時に、第93回薬剤師国家試験の合格者が発表される。今の自分が第93回の問題を解いたら合格できるだろうか。
絶対無理だ。
ここに薬剤師国家試験の過去問と回答、解説が載っているけれど、すらすら解ける問題は一問もない。有機化学の問題1、2問は時間をかけて考えれば解けそうな気もするが、自信は無いなぁ。
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今日は平成20年の薬剤師国家試験第一日目です。受験される方には実力を遺憾なく発揮し、是非とも合格してください。
さて、我らが浪速大学の薬剤師国家試験合格率だが、この、この、このあたりの情報をまとめてみると、下の表の様になる。
薬剤師国家試験合格率、クリックで拡大します
去年の10月ぐらい大学の研究室を訪問したとき「国家試験の合格率は何%ぐらいですか」という質問に、研究室を案内してくださった院生の方は「ほとんど合格」と答えられた。「みんな受験するのですか」という質問には、「そりゃもちろん」という回答だった。
六割から七割という合格率と相容れないのだが、どうなのだろう。
元々、浪速大学は薬剤師を養成する薬学部ではなく、研究者を養成するための薬学部である。アドミッションポリシーにもはっきり書いてある。研究者養成のための4年制の薬科学科だけではなく、薬剤師養成のための6年制の薬学科のアドミッションポリシーにもきっちり書いてあるのだ。浪速大学の薬学部の人は、研究指向なのだろう。
であるから、浪速大学の人にとっては薬剤師国家試験もシャレで受験料6,800円を払っているだけなのかもしれないが、マジで薬剤師の免許を取ろうと思っている自分にとっては、衝撃の事実だ。
浪速大学で普通に勉強していたら、3人に2人しか合格しないのだ。これは結構ショックである。もし本当に薬剤師国家試験に合格したいなら、近大、大阪薬科、京都薬科あたりに入学した方がよいのかもしれない。合格率は浪速大学よりは遙かに高い。もちろん、授業料もそれなりに高いが。
薬剤師国家試験に向けて勉強している方のブログを読んでみると、3年の終わりから4年にかけてが、国家試験対策のスタート時期のようだ。暗記力が落ちてきている自分としては、それでは間に合わないだろう。合格率6-7割。この数字を肝に銘じて、着々と準備しなければなぁ。
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薬剤師の養成課程は2006年度から6年制カリキュラムになった。自分がいるのはその6年制の薬学科。薬剤師養成課程であるから、6年終了時には薬剤師国家試験の受験資格がゲットできる。
薬学関係の研究者を養成するのが薬科学科。こっちは4年制。聞くところによると、薬剤師国家試験に合格しそうにないヒトを6年間大学に縛り付けておいても、保護者がうるさいので、そういうヒトには4年制にコース替え願うらしい。そうすれば、一応大卒になるから保護者も納得なのだとか。これが6年制と同時に4年制が併設された理由。
4年制の薬科学科を卒業すると薬科学士の学位がゲットできる。さらに大学院を2年、いわゆる修士課程を修了すると薬科学修士をゲットできる。さらにスーパーミラクル3年で博士論文を書き上げれば、薬科学博士の学位ゲットだ。
6年制の薬学科の方は、学部終了時には薬学士の学位をゲットできる。これは、医学部、歯学部の6年制終了と同じで、その後は博士課程に進める。薬学博士をとるには、4年おつとめしなければならない。ただし、コースをスイッチすれば3年で学位を取ることも可能だが、そのときには薬科学博士だ。
まぁ、ドクターなんて3年でとれないから、素直に4年のコースに進んで薬学博士をゲットする方が良いだろう。
うちとこの薬学博士の大学院に関してはまだ何にも決まってないそうだ(2007年1月31日の薬学概論の授業での話)。6年制の一期生が2回生だから、まだまだ先のことだしね。
コーススイッチは、学部のときでも可能(図中の水平大矢印)。6年制から4年制に移った人数を超えない範囲で4年制から6年制にコース変更可能。これは、薬学科の最大人数が、実習などの関係で学科定員の25人を超えられないかららしい。
ちなみに、去年は学部でコース変えしたヒトはゼロだったとか。
ナ~ルほど。自分がゲットできるのは薬学博士かぁ。
「博士課程に行こうかな」
とぽろりと漏らしたら、ルームシェアメイトのシュナッペリンは
「やめとけ、ドクターとってもお金にならない」
と言ってきた。たしかに“博士”というタイトルは一定期間お勤めして、大学の事務にお金を払えばゲットできる。言ってみればパスポートのようなもの。それを持っていたからと言って、一文にもならないことは、歴史が証明している。がんばって薬剤師の免許を取った後は、きちんと就職した方が良いのかなぁ。
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カゼにはアスピリン。自分は昔からそう決めている。と言うわけで、ゾクゾクしてきたらバファリンを飲んで早めに寝るのが自分のカゼ対策である。
アスピリンの成分、アセチルサリチル酸の構造はこれ。
アセチルサリチル酸
紙の上に構造式を書くとベンゼン環の部分が大部分を占めている印象だが、実際に分子を組み立てて見るとベンゼン環に結合したカルボキシル基とエステル結合の部分がわっかを形成しそうである。こっちの部分も結構大きい。生体内に吸収されるとサリチル酸に分解されて薬効を発揮する。
サリチル酸
さて、バファリンの箱の裏を読むと、アセチルサリチル酸が入っているにも関わらず「ピリン系の成分は、含まれておりません」と、書いてある。????
ここでいうピリン系の成分とはたとえば、アンチピリンのような薬である。
アンチピリン
アスピリン aspirin
アンチピリン antipyrine
英語のスペルが微妙に違うのである。
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鍋の季節である。自分の家では鍋というと鶏団子鍋が多い。鶏ミンチにすり下ろしショウガを混ぜて、団子にしたものがタンパク質の具である。後はシンプルに菊菜。ゴタゴタと食材を投入しすぎない方がスープの味がすっきりして締めの炭水化物もおいしく食べられる。
自分はうどん派なのだが、ルームシェアしている同居人は雑炊派。毎回喧嘩になるが、最近はうどんと雑炊を交互に食べることにしている。
さて、世の中にはふぐ鍋というものもあるらしいが、どうも、ふぐ鍋にはなじまない。専門店でおいしいふぐ鍋を食べたことのない貧乏人の劣等感からだろうか、ふぐがタラに思えてしまう。それとも、味覚音痴なのか。
写真はテトロドキシン。ふぐの毒である。自分でフグをさばくことなど無いだろうから、まぁ、フグ毒に当たることなど無いだろう。構造は環状構造が四つあってなんか立体的に複雑。酸素原子が多いのも気になるところです。
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ジフテリア菌の産生するジフテリア毒素。この毒素の受容体は細胞表面に存在するHB-EGFという膜タンパク質である。また、このタンパク質は細胞増殖因子という第二の側面も持つ。細胞増殖因子は何らかのガンに関係する場合が多いらしいが、このHB-EGFもその例に漏れず卵巣ガンと有意な相関があるらしい。
このジフテリア毒素はポリペプチド鎖なのだが、A鎖とB鎖から構成され、前者は毒素としての働き、後者はHB-EGFに結合して毒素を細胞内に取り込ませる働きをしている。
一方、HB-EGFの細胞増殖因子という側面。このタンパク質の一部、sHB-EGFという部分が細胞増殖因子としての役割を果たす。ジフテリア毒素のB鎖は、このsHB-EGF部分に結合するので、ジフテリア毒素が結合したHB-EGFは細胞増殖因子としての機能を失う。
そこで、A鎖部分に変異を持つ無毒化したジフテリア毒素変異体(CRM197)を卵巣癌患者に投与する。B鎖部分をHB-EGFに結合させ、それを細胞増殖因子として働かせない事で癌を抑える。
このCRM197を使った臨床試験が今月から始まったそうだ。
という話を、今日の「病気のバイオサイエンス」という講義で聴いてきた。
はて、それならば、A鎖のミュータントなど使わずに、B鎖だけを投与すればいいのでは?
講義終了後に講師の先生に質問したところ、「B鎖は疎水性なので、それだけではアグリゲート(?)してしまう」そうです。要するに、A鎖もB鎖も必須、しかし、そのままではジフテリア毒素なので、無毒な変異体を使うということでした。
なるほどね。
先生といろいろ話していたら、「君は学士入学?」と、訊かれてしまった。ひどい、ひどすぎる。そりゃ、自分は老け顔だが、学士入学だなんて。自分はれっきとした一回生です!!
その後先生に、所属学部を訊かれ、薬学部と答えると、「いやぁ、あんまり質問されることもないんでね」とのこと。そうでしたか。顔で判断されたのでは無い様です。
一安心。
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