2009年7月29日 (水)

ヒュッケル則

この日のブログ記事で取り上げた多環式化合物の芳香族性。

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中央の窒素をsp3混成軌道としてモルタロウを使って模型を組んでみると、3つの環が平面構造を成さずゆがんでいる。いかにもエネルギー的に不安定そうだ。

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窒素原子をsp2混成軌道にすると、分子は系面構造になりπ電子が共役する。しかも、窒素に立った非結合性の電子対が共鳴に参加できるので、電子数は2n+2=14を満たすのだ。

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というわけで芳香族性を示すと思うのだがどうだろう。

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2009年2月 1日 (日)

デキストリンとデキストラン

ヒトが日常生活で摂取する物質または体内で合成される物質で、薬として利用される物質を探しているときに、デキストリンとデキストランに出くわした。

非常に似た名前である。Dextrin と Dextran。どちらもα-グルコースの重合体。

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デキストリンだけしか知らなかったら間違うこともないが、両方知ってしまった今、テストに出たらかならず間違うな。

デキストリンは1と4の炭素で結合、デキストランは1と6の炭素で結合。下の写真はモルタロウの分子模型はα-グルコース2分子がそれぞれの炭素で重合したもの。黄色の付箋紙は隣のグルコースと結合するヒドロキシ基である。

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デキストリン

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デキストラン

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2008年5月 9日 (金)

久々にモルタロウが活躍

金曜日の四限は実践化学I。名前は難しいが、やっていることは有機化学Iの問題演習だ。と言い換えると、わかりやすいが問題は難しい。

下の問い4なんか、空間把握能力と作図能力がなければ考えただけでは解けないぞ。

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久しぶりにモルタロウが活躍したよ。これを紙に書き写すのも大変なんだけれどね。

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2008年1月16日 (水)

なにかとお騒がせなタミフル

インフルエンザの薬、タミフル。若者の異常行動との関係が疑われているけれど、疑われる以前に自分はもう若者じゃないから服用してもいいかな。

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タミフル

このタミフルは植物由来のシキミ酸という物質から創薬されたものである。下の写真がシキミ酸だが、わっかの部分は一緒だけれど、これがどうやったらタミフルにたどり着くのだろう。不思議である。

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シキミ酸

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2008年1月 9日 (水)

アスピリンは非ピリン系

カゼにはアスピリン。自分は昔からそう決めている。と言うわけで、ゾクゾクしてきたらバファリンを飲んで早めに寝るのが自分のカゼ対策である。

アスピリンの成分、アセチルサリチル酸の構造はこれ。

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アセチルサリチル酸

紙の上に構造式を書くとベンゼン環の部分が大部分を占めている印象だが、実際に分子を組み立てて見るとベンゼン環に結合したカルボキシル基とエステル結合の部分がわっかを形成しそうである。こっちの部分も結構大きい。生体内に吸収されるとサリチル酸に分解されて薬効を発揮する。

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サリチル酸

さて、バファリンの箱の裏を読むと、アセチルサリチル酸が入っているにも関わらず「ピリン系の成分は、含まれておりません」と、書いてある。????

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ここでいうピリン系の成分とはたとえば、アンチピリンのような薬である。

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アンチピリン

アスピリン aspirin
アンチピリン antipyrine

英語のスペルが微妙に違うのである。

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2008年1月 2日 (水)

ふぐ鍋

鍋の季節である。自分の家では鍋というと鶏団子鍋が多い。鶏ミンチにすり下ろしショウガを混ぜて、団子にしたものがタンパク質の具である。後はシンプルに菊菜。ゴタゴタと食材を投入しすぎない方がスープの味がすっきりして締めの炭水化物もおいしく食べられる。

自分はうどん派なのだが、ルームシェアしている同居人は雑炊派。毎回喧嘩になるが、最近はうどんと雑炊を交互に食べることにしている。

さて、世の中にはふぐ鍋というものもあるらしいが、どうも、ふぐ鍋にはなじまない。専門店でおいしいふぐ鍋を食べたことのない貧乏人の劣等感からだろうか、ふぐがタラに思えてしまう。それとも、味覚音痴なのか。

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写真はテトロドキシン。ふぐの毒である。自分でフグをさばくことなど無いだろうから、まぁ、フグ毒に当たることなど無いだろう。構造は環状構造が四つあってなんか立体的に複雑。酸素原子が多いのも気になるところです。

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2007年12月21日 (金)

有機溶媒はきつい

生物学学生実験の日。

こんな形の有機溶媒を実験の間、ずっと嗅いでいた。おかげで家に帰った今も頭が痛いです。

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